導入事例

FLAROで全社員の数字意識向上とコスト削減を実現した方法

株式会社龍の巣ホールディングス

利用開始月:2023年03月

店舗規模:11店舗〜30店舗

    数字の羅列じゃ頭に入らない―可視化の悩み

    株式会社龍の巣ホールディングスは、大阪、東京、福岡に焼肉・ホルモン店を展開する飲食企業です。同社の最大の特徴は、一般的な焼肉店とは一線を画した独自メニューの提供にあります。

    同社の専務取締役を務める上野英一さんは、FLARO導入前の課題について率直にこう語ります。

    「スタッフは数字の羅列だと、やっぱり頭に入ってこないんですよね」

    多店舗展開を進める同社では、各店舗の売上データや経営指標を管理する必要がありましたが、従来のシステムでは情報が数字として羅列されるだけで、現場スタッフにとって理解しにくい状況が続いていました。

    「そこを可視化というか、右脳化と言いますか、絵で見て認識するという部分がすごく大きいなと感じています。絵で見せるということが重要です」

    この可視化への強いニーズが、同社のシステム刷新への取り組みの出発点となりました。

    レジシステムの制約が生み出す拡張性の限界

    FLARO導入前、同社は長年にわたってひとつのレジシステムを使用していました。上野さんは当時の課題について次のように振り返ります。

    「創業してしばらくしてからは特定のレジシステムで統一して、その仕様の関係で、売上管理システムも特定のシステムを使っていました」

    しかし、店舗展開を進める中で大きな制約に直面しました。

    「いろいろ店舗展開をしていく上で、やりたいことだったり、確認したいこと、レジの進化だったり、そういう部分もやはりあって。それで特定のシステムのレジデータしか統一して見ることができないことに悩んでいました。」

    この状況では、レジシステムの選択肢が大幅に制限され、コスト面でも課題が生じていました。

    「それだったら、いろんなレジの売上を吸い上げて統一管理できる仕組みが欲しいと思い、そういうサービスを探していました」

    また、経営判断に必要な情報のタイムラグも課題でした。

    「売上だったり、その統計だったりとか、レジのデータに関してはそのまま毎日入ってきて見ることができるんですけど、損益計算書ベースの予実については月次でしか見ることができませんでした」

    「可視化」と「柔軟性」が決め手となったFLARO選定

    同社がFLAROを選んだ理由は明確でした。
    まず重要だったのが、複数のレジシステムとの連携対応と日次でのデータの可視化です。

    「毎日の売上管理だったりとか、仕入れ、いろんな情報が入ってきて、日次の集計を見ることができるという仕組みだということで導入させていただきました」

    しかし、決定的だったのは可視化機能の優秀さでした。

    「連携性だけで言うと他にもいろいろと出来るサービスはありましたが、見え方がやっぱり大きいですね。こういうところまで見えるんだ、こういう風に見えるんだというところが決め手でした。あとはAI予測だったり、お客さんのレビュー評価が管理画面内で一覧化できて、それを一目で見ることができるという部分が大きかったですね」

    さらに重要だったのがFLAROの柔軟性でした。

    「柔軟性のある会社だなと思います。出来上がって確定してしまったらそれで終わりで柔軟性がないようなサービスだと、やっぱりやりたいことがなかなかできなかったりしてしまいます。選定段階で、いろいろ寄り添って話を聞いてくれる会社さんだったので、FLAROに決めました。」

    スムーズな導入を支えた充実のサポート体制

    導入プロセスについて、上野さんは満足しています。

    「すごくスムーズに進めていただいたと思います。こちらで用意することだったり、こちらで対応することが遅れたこともやっぱりありましたが、スムーズにやっていただいたと感じます」

    特に印象的だったのは、LINEを活用したサポート体制でした。

    「グループLINEも組んでいただいて、分からない時にスタッフがすぐに聞ける状態を作飲食店の数字が見えない課題を解決|レジコスト75%削減と全社員の数字意識向上を実現した方法っていただいているというだけですごく大きいと思います。ヘルプデスクみたいなところで電話で聞いてくださいというより、LINEを通してすぐに返答がいただける状態を作ってもらっているありがたい状態だと思っています」

    劇的なコスト削減と意思決定のスピードアップ

    FLAROの導入効果は、具体的な数値として明確に現れています。最も印象的な成果はレジ導入コストの大幅削減でした。

    「FLAROに決めてから、レジの導入費用を抑えることができるようになりました。200万円かかっていたのが、50万円で済むようになったという効果があります」

    上野さんは、この効果について詳しく説明します。

    「いろんなレジを導入できるようになったのは本当に大きいですね。FLAROに変えて連携の幅が広がったことで、かなりのコスト削減ができました」

    また、シフト管理システムとの連携により、労務管理も大幅に改善されました。

    「シフト管理のシステムと連携していただいていて、それを入れることでシフトの管理がしやすくなりました」

    具体的な効果として、上野さんは次のように語ります。

    「シフト管理をする部分で、昔はエクセルでやっていましたが、ラクシフさんを入れることによって一覧で今どういう状況かが見ることができるようになって、おおよその人件費を組んだ時に、月次の人件費だったり、そういうのが分かりやすくなりました」

    さらに重要なのは、意思決定のスピードアップです。

    「月次だったものが日次になって意思決定のスピードが上がったと思います。ミーティング中にチェックしたりとかしている子もいますし、スマホで確認しながら会議ができるようになりました」

    全社員参加型の数字経営という独自アプローチ

    同社の最も特徴的な取り組みは、全従業員に対する徹底した情報公開です。

    「全員見ることができるようにしています。損益計算書も全員見ることができますし、そこはオープンにさせてもらっています」

    この方針の背景について、上野さんは明確な理念を語ります。

    「数字だったり、業績だったり、今自分たちがどれくらいの位置でやっているのかということが分からないと目標も立てられません。目指すお店像があっても、私たちはエリアのことを『村』って言っているんですけど、村一丸となって目指せないじゃないですか」

    さらに独特なのは、FLAROのデータを見て日報を作成し、グループLINEで共有する仕組みです。

    「FLAROさんを見て、日報をつけているんですよ。今日は売上がいくらで、目標がいくらで、あと目標値までいくら、平均は今これで、今の客単価がいくらとかを書いていきます。それに対して店舗スタッフがコメントを書く仕組みがあります。毎日見るだけじゃなくて、全員が参加している実感を持てるワークフローが重要だと思います」

    さらに、スプレッドシートを活用した独自の集計システムも構築しています。

    「毎日全店舗の売上日報を作るんですよ。Googleスプレッドシートを活用して、FLAROから吐き出したデータを入れたら自動で計算されるという仕組みを作っています。それを画像で切り取って、毎日専用のグループLINEに上げて共有もしています。これによって、数字の意識が上がったと感じますね。」

    同じ課題を抱える方へのメッセージ

    上野さんは、同じような課題を抱える飲食企業経営者に向けて、このようなメッセージを送っています。

    「誰が見てもわかりやすいFLAROを使ったらいいと思います。柔軟性ある会社だなと思いますし、出来上がって確定してしまった柔軟性がないようなところだと、やっぱりやりたいことがなかなかできなかったりします」

    そして、FLAROの価値について、こう続けます。

    「いろいろ寄り添って話を聞いてくれる会社さんなので、そういうふうに使っていってもらったらいいんじゃないかなと思います」


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