「人が人らしく没頭できる未来をつくる」をミッションに掲げ、飲食業界の業務効率化とデータ主導の経営管理を支援する株式会社flaro(本社:東京都新宿区、代表取締役:安部 修平、以下「当社」)は、株式会社インフォマート(東証プライム:2492、本社:東京都港区、代表取締役社長:中島 健、以下「インフォマート」)との業務提携契約を締結したことをお知らせします。今回の業務提携により、インフォマートは当社が提供する飲食店向け経営管理プラットフォーム「FLARO(フラーロ)」の代理販売を12月から開始します。飲食店の倒産件数が過去最多となる中、インフォマートが飲食業界へ提供してきた受発注や規格書管理分野のデジタル化に加え、「FLARO」が持つ売上予測やKPI管理など経営指標の見える化機能を組み合わせることで、飲食店経営を包括的にサポートする「トータルソリューション」を提供する体制を構築します。両社で飲食業界のDXを強力に推進し、飲食店の持続的な成長に貢献してまいります。本提携の概要当社とインフォマートは、飲食店経営における経営指標の見える化領域の拡大を目的として業務提携を行いました。今回の提携により、インフォマートは当社の飲食店向け経営管理ツール「FLARO」の代理販売を開始します。すでに「FLARO」とインフォマートが提供する飲食業界に特化した受発注システム「BtoBプラットフォーム 受発注」は連携が完了しており、各店舗の仕入れ状況が「FLARO」上で確認できるようになっています。「FLARO」をインフォマートのサービスと組み合わせてより多くの事業者に提案・提供することで、飲食業界全体のDX推進を加速させ、同業界の課題解決に貢献してまいります。【インフォマートとの連携により取引先別やカテゴリー別の仕入状況を分析できる「棚卸調達分析」】機能提携の内容今回の提携により、当社とインフォマートは以下の内容で飲食業界の課題解決に貢献します。「FLARO」の代理販売「FLARO」と「BtoBプラットフォーム 受発注」とのシステム連携強化受発注から経営分析までをカバーするトータルソリューションの提供成功事例や業界トレンドを共有するユーザー会の共同開催経営データ活用や受発注効率化をテーマにしたセミナーの共催業務提携の背景外食市場は、インバウンド需要の回復や客単価の上昇により、売上規模は右肩上がりで推移しています。一方で、原材料費や人件費の高騰、人手不足の深刻化などにより、飲食店の経営環境は厳しさを増しており、帝国データバンクによると、2025年上半期(1月〜6月)の飲食店の倒産件数は前年同期比5.3%増の458件と、上半期として過去最多を更新しました。このペースで推移した場合、通年では初めて900件に達する可能性があります。このような環境下で持続的な成長を実現するためには、飲食店における経営指標を正確に把握し、データに基づいた改善サイクルを回していくことが不可欠です。しかし、多くの飲食店では、経営の最重要指標であるFLコスト(※)の管理を手作業やExcelで行っていることから現場の負担が大きく、業務の効率化が大きな課題となっています。当社はこうした課題を解決するため、「FLARO」を通じて飲食店の経営データを一元管理し、データに基づいた意思決定を支援してまいりました。このような背景から、当社は飲食業界に強固な顧客基盤と販路を持つインフォマートとの業務提携により、「FLARO」の全国展開を加速させ、より多くの飲食店の経営課題解決に貢献するため、今回の業務提携にいたりました。当社は今後も、飲食店経営のDXを推進し、お客様のあらゆる経営課題を解決し、持続的な成長を支援してまいります。(※)「Food(食材費)」と「Labor(人件費)」を合算したコスト代表コメント当社 代表取締役 安部 修平より「インフォマート様とのパートナーシップ締結を大変光栄に思います。私たちは『人が人らしく没頭できる未来をつくる』をミッションに掲げ、飲食業界の業務効率化とデータ主導の経営管理を支援してまいりました。インフォマート様との協業は、受発注システムとのデータ連携によるリアルタイムな利益管理の実現に加え、強固な販路を通じた『FLARO』の全国展開を加速させます。この強力なタッグを通じて、私たちはデータ活用による飲食店のDXを加速させ、『飲食業界の未来のスタンダード』を築いてまいります。」提携先コメント株式会社インフォマート 上席執行役員 杉山 大介様より「flaro様との業務提携を大変嬉しく思います。今回の協業開始により、飲食業界の業務生産性向上、業務効率化に貢献し、利用企業様が主たる業務にあらゆるリソースを集中させることができるようになります。flaro様が提供する飲食業界向けのソリューション『FLARO』と、当社が展開する飲食業界向けの『BtoBプラットフォーム 受発注』のシステム連携、『FLARO』の導入加速により、飲食業界の発展に貢献していきます。」多店舗飲食店向けの経営管理ツール「FLARO」とはFLAROは、多店舗飲食店向けの経営管理ツールで、AIを活用した売上予測、グルメメディア分析、KPI管理、データ統合を提供します。これにより、複数店舗の経営を効率化し、業績向上を支援します。FLAROはPOSや受発注システムと連携し、正確な情報をわかりやすいダッシュボードで提供するため、データに基づいた合理的な判断が可能です。また、勤怠管理、日次決算、人事情報など、店舗に関わる情報を一元管理するプラットフォームとしても機能します。NTTデータ バリュー・エンジニア社からの強力なデータ分析サポートを受け、独自性のある飲食店経営管理プラットフォームとして成長しています。会社概要株式会社flaro代表者:代表取締役 安部 修平本社所在地:東京都新宿区西新宿6-11-3 WeWork Dタワー 西新宿設立:2022年5月16日資本金:1,000万円(2025年12月1日現在)事業内容:飲食業界向け経営管理プラットフォーム「flaro」の開発・提供。クラウドPOS、受発注システム、入退社管理、グルメ媒体一元管理システムなどの連携による業務効率化支援、データ分析・経営改善コンサルティング。従業員数:20人(2025年12月1日現在)URL:https://flaro.jp株式会社インフォマート(東証プライム:2492)代表者代表取締役社長 中島 健代表取締役副社長 木村 慎本社所在地:東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング13階設立:1998年2月13日資本金:32億1,251万円(2025年9月末現在)事業内容:BtoB(企業間電子商取引)プラットフォームの運営従業員数:809名(連結)、782名(単体)(2025年9月末現在)URL:https://corp.infomart.co.jp